メンズ太郎です!今回は除毛クリーム(除毛剤)に含まれている、チオグリコール酸カルシウムの副作用や毒性について解説します。チオグリコール酸カルシウムは毛を構成している『ケラチンタンパク質』に反応⇒分解することで毛を溶かし、除毛できる特徴があります。
そのためムダ毛処理には便利な機能を持っているのですが、『毛を溶かす』ってなんだか肌によくないイメージですよね。というか肌に悪そう。

チオグリコール酸カルシウムの副作用
チオグリコール酸カルシウムは刺激が強い分、肌に影響が出やすいです。
肌荒れ・かぶれ
チオグリコール酸カルシウムは毛髪を溶かす作用があるため、皮膚へのダメージも大きいです。クリームを塗ることで肌が炎症をおこし、皮がむけたりするなど肌荒れの原因にもなります。また、かぶれの原因にもなって治るのに時間がかかる恐れもあります。
赤み・ヒリヒリする痛み・肌がただれる
チオグリコール酸カルシウムじたいが肌に合わず、赤みなどの炎症につながる可能性もあります。赤みが出ると、ヒリヒリとした痛みが出てくることも。特に肌が弱い場合は、ただれてしまって激痛を感じるケースも考えられます。

こうなってしまうと傷のような跡が残ったり、入浴する際に痛みを伴うなどの恐れも出てきます。最悪のケースだと、皮膚科に行って治療を受ける羽目になるかもしれません。
チオグリコール酸カルシウムによる副作用の事例
チオグリコール酸カルシウム配合の除毛クリームを使った方の口コミを見ると、けっこう悲惨です。下記に引用した口コミを掲載しますね。
皮膚がボロボロ。たった一回体を洗っただけで、肌がボロボロ!粉吹きみたいになった。
私には合わないのか肌が荒れたので使えませんでした。
そのまま使用してみたところ、15分たたないうちにヒリヒリと肌が痛み始めました。お湯で流してもクリームがついてるような感覚が残り、やや赤くなったと思ったら、次の日には、赤いボツボツが大量に、擦れて痛いし、最悪です。肌は強いほうなのですが、全然だめでした。たぶんもう使わない。
脱毛クリームを使ってみたく買って試してみたが、指示通り毛が隠れる程度塗り15分待って拭いたが脱毛しきれてなく、1日あけてもう1度してみると、5分たったあたりから肌が痛くなりだしたので、すぐに拭き取りお風呂に入りました。
肌が真っ赤になり、ただれてしまい、お風呂に入るだけでしみて痛くなるほどになってしまいました。毛が溶けてなくなるのを考えると、やはり肌に良くなかったのかなと思いました。
私の場合は肌に合わず、背中が全面かぶれてしまいました。治るのに一年ほどかかってしまいました。大容量を購入したのに、残念です。手足などは、かぶれることはなかったです。毛を溶かすのですから、皮膚も同様刺激が強いです。肌が強い人はいいかもしれません。
購入してみましたが使ったところ皮膚が溶けました!敏感アトピー体質のあたしでしたがデリケートゾーンにも使えるほどのものだったので大丈夫かと思いましたけどあたしの肌には合いませんでした…。
※楽天販売のプレミアムクリームエピDXPLUSを使った方の口コミより引用

どの除毛クリームにもチオグリコール酸カルシウムが含まれているため、安全性が高いとは言えないですよね。でも、除毛クリームを使って皮膚に異常が出るかどうかチェックする方法があるので、事前に副作用を防ぐことができます。
パッチテストをすれば副作用を事前に防げる
パッチテストって知ってますか?パッチテストとは実際に除毛する前に、クリーム少量を除毛したい部分に塗って異常が出ないか確認する行為です。

除毛クリームでパッチテストをしている様子
クリームを塗ってから10分ほど時間をあけて、様子を見るんです。これで何もなければそのまま除毛してOKなんですけど、赤みやかゆみ、痛みなど異常が出たら使用しないほうがいいです。異常が出たのにそのまま使ってしまうと、さっきあった口コミのように悲惨な目にあいますからね。
つまり、パッチテストを行えば副作用を最小限に抑えれるわけです。
チオグリコール酸カルシウムの毒性
では次に、チオグリコール酸カルシウムにはどんな毒性があるのか?についてです。ズバリ結論からですが、チオグリコール酸カルシウムに毒性はありません。

チオグリコール酸カルシウムは、除毛クリームやパーマ・ウェーブ剤として使用することを厚生労働省が認めてますし、毒はないんです。
参考:厚生労働省のパーマネント・ウェーブ用剤製造販売承認基準より引用
毒性があるのではなく、刺激が強いため肌に副作用と思われる症状が出てしまうのです。
チオグリコール酸カルシウム配合でも安全な除毛クリームはある

ですが、チオグリコール酸カルシウム+美容・保湿成分を多く含んでいる除毛クリームの場合だと、肌への安全性は格段にアップします。美容、保湿成分がチオグリコール酸カルシウムからのダメージを和らげてくれるためです。

除毛クリームの中にはチオグリコール酸カルシウムだけに重点を置き、美容・保湿成分がほとんど入っていないタイプもあります。特に市販タイプは値段を安くしている分、保湿や美容にお金をかけていないので要注意です。
肌を保護する成分が乏しいのですから、受けるダメージが大きくなるのは当然のことですよね。
でも、肌を保護してくれる成分が豊富に入っているタイプを選択することで、ダメージを軽くしてきれいに除毛できます。何より私自身、敏感肌・乾燥肌で荒れやすい体質にもかかわらず、肌への影響を気にせずに除毛できています。

なので、別にチオグリコール酸カルシウムを恐れる必要はないです。大事なのは、肌を守ってくれる成分が豊富に入っているか?ここをおさえておけば、副作用を気にする必要はなくなりますよ。
この記事のまとめ

下記のランキングページでは安全性にこわだった除毛クリームを比較して掲載していますので、もしよければそちらもご覧ください。